2023年6月に起きた、元タレント中居正広氏による女性社員への人権侵害事案。フジテレビは女性社員から被害申告を受けながら当事者へのヒアリングを含む事実確認や、番組継続・打ち切りの判断などについて適切な対応ができず、被害を拡大させた。さらに、テレビカメラを入れない“クローズド”な会見を行ったことも加わり、社会からの信頼を失った。フジテレビは、報道局・情報制作局が中心となって検証チームを立ち上げ、不適切な事後対応の原因や背景を取材した。関係者の証言や資料を通じて「常識のズレ」「甘い判断」「社内機能の不全」など、組織としての課題が明らかになった。さらに番組では「人権ファースト」「ハラスメントの根絶」「楽しくなければテレビじゃないからの脱却」などを掲げる、フジテレビ再生・改革策の実効性も検証する。
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