iPS細胞使ったパーキンソン病治療法 京大チーム、治験で「安全性と効果を確認」(2025年4月17日)

 難病に指定されている「パーキンソン病」の治療法の確立を目指す京都大学の研究チームは、iPS細胞を使った患者への治験で、治療の安全性と効果が確認されたと発表しました。

 治験を実施したのは、京都大学の医学部附属病院とiPS研究所などでつくる研究チームです。

 「パーキンソン病」は、手足の動きを調整する「ドーパミン」という物質をつくる神経細胞が脳内で失われることで、手足が震えたり、体が動かなくなったりする病気で、難病に指定されています。

 現在、根本的な治療法はなく研究チームは2018年以降、健康な人のiPS細胞から作った細胞を患者7人の脳内に移植し、安全性や効果を確認する治験を続けてきました。

 その結果、移植した細胞が癌になるなどの重篤な影響はなく、「ドーパミン」を作っていることが確認されました。

 患者の内4人は、症状の改善もみられたということです。

研究チーム
「細胞が生着して、ちゃんとドーパミンを放出して症状が変化するということが人間でも確認できた。非常に意義のある治験結果だったと考えている」

 研究成果をまとめた論文は、16日付でイギリスの科学雑誌に掲載されました。

 今後、治験に協力した製薬会社が、実用化に向けて国に条件期限付きの承認申請をする方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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